こんにちは、JS2IIUです。Raspberry PiにUSBキーボードを接続して使用していると、起動時にNUMLOCKがOFFの状態から始まることがあります。例えば、数字入力が頻繁な環境では、毎回NUMLOCKを手動でONにするのは少し面倒です。このような場合、NUMLOCKを自動的にONに設定して、起動後すぐに利用できるようにしましょう。
今回は、Raspberry Piの起動時にNUMLOCKを自動ONにするための手順を紹介します。
手順概要
Raspberry PiでNUMLOCKを自動ONにするには、以下の手順を実行します:
- numlockxツールをインストールする。
- 起動時にnumlockxが実行されるように設定ファイル(
~/.xinitrc)を編集する。 - 設定が反映されるか確認する。
手順詳細
numlockxのインストール
まず、numlockxというツールをインストールします。このツールはNUMLOCKのON/OFFを管理してくれます。
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します:
sudo apt update
sudo apt install numlockx
これでnumlockxがインストールされました。
自動起動の設定
GUI環境が起動した際にNUMLOCKが自動的にONになるよう設定ファイルを編集します。方法は2通りあり、どちらか一方の設定を行えば完了です。
方法 1: .xinitrcファイルを使用する方法
ホームディレクトリに.xinitrcファイルを作成します(もし既に存在していれば、そのファイルを編集します)。
nano ~/.xinitrc
開いたファイルに以下の行を追加します:
if [ -x /usr/bin/numlockx ]; then
/usr/bin/numlockx on
fi
ファイルを保存し、ターミナルを閉じます。これで、次回GUI起動時にNUMLOCKがONになるよう設定できました。
方法 2: /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostartファイルを編集する方法
Raspberry Pi OSのデフォルトデスクトップ環境であるLXDEでは、autostartファイルに設定を追加することでNUMLOCKをONにすることもできます。
以下のコマンドでautostartファイルを編集します:
sudo nano /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart
ファイルの末尾に以下の行を追加します:
@numlockx on
ファイルを保存し、ターミナルを閉じます。
どちらの方法でも、Raspberry PiがGUI環境を起動した際にNUMLOCKがONの状態で開始されます。
動作確認
設定が完了したら、Raspberry Piを再起動して設定が反映されているか確認しましょう。再起動後、キーボードのNUMLOCKランプが点灯し、数値入力がすぐに可能であれば設定が成功しています。
まとめ
Raspberry PiでUSBキーボードのNUMLOCKを起動時に自動ONにする設定は、numlockxツールを活用することで簡単に実現できます。毎回手動でNUMLOCKをONにする手間を省き、数字入力が効率的に行えるようになります。
参考リンク
- NumLock – Community Help Wiki
- Debian / numlockx · GitLab
- STICKY: How to use Autostart – Raspberry Pi OS (Desktop) – Raspberry Pi Forums
これで、Raspberry Piの起動時にNUMLOCKを自動ONにする方法は完了です。


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