【Streamlit】テキストを表示する:st.writeの活用

Streamlit
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こんにちは、JS2IIUです。
Streamlitの最も基本的なUI要素であるst.write、文字列を表示する関数について紹介していきます。今回もよろしくお願いします。

1. はじめに

Streamlit(ストリームリット) は、Python だけで簡単に Web アプリを作ることができる人気のライブラリです。特にデータ可視化や機械学習のインターフェースを作る際に便利で、コーディング初心者でも手軽に始められる点が魅力です。

本記事では、Streamlit において最もよく使われる関数のひとつ、st.write にフォーカスして紹介します。文字列や数値、Markdown 形式など、さまざまな表示方法をステップバイステップで学びましょう。

2. st.writeとは?

st.writeあらゆる種類のデータを表示できる万能な関数 です。文字列や数値だけでなく、リストや辞書、Pandas のデータフレームなど、幅広く対応しています。

✅ 基本の使い方

Python
import streamlit as st

st.write("こんにちは、Streamlit!")

この1行で、Streamlit アプリに「こんにちは、Streamlit!」というテキストが表示されます。

3. 【基本】文字列・数値を表示する

3.1 文字列の表示

まずはシンプルに文字列を表示してみましょう。

ステップ1:コードを書く

Python
import streamlit as st

st.write("これは文字列の例です")

ステップ2:Streamlitを起動する

ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下を実行します。

Bash
streamlit run your_script.py

your_script.py は上記のコードを保存したファイル名です。

3.2 数値の表示

数値をそのまま st.write に渡すと、自動的にテキストとして表示されます。

Python
st.write(123)
st.write("計算結果:", 10 + 5)

複数の値をカンマで区切って渡すと、それぞれが連結されて表示されます。

Python
name = "Alice"
age = 30
st.write("名前:", name)
st.write("年齢:", age)

4. 【応用】Markdown形式を使った表示

st.write では Markdown 記法 を用いたテキストも表示できます。Markdown は、見出しやリスト、強調などを簡単に表現できる記法です。

主なMarkdown記法の例

Python
st.write("# 見出しレベル1")
st.write("## 見出しレベル2")
st.write("**太字** や *斜体* を使えます")
st.write("- リスト項目1\n- リスト項目2")
st.write("[Googleへのリンク](https://www.google.com)")

上記のコードで、それぞれ次のように表示されます:

  • 見出し(###
  • 強調(太字斜体
  • 箇条書き(- を使う)
  • リンク(クリック可能)

Markdown 記法を知らなくても、試しながら使うだけで簡単にリッチな表示ができます。

5. 【実践例】データと組み合わせたテキスト表示

st.write は変数と組み合わせて使うことで、動的な出力 を作ることができます。

例1:f-stringとの組み合わせ

Python
name = "Bob"
score = 88
st.write(f"{name}さんの点数は {score} 点です。")

例2:ユーザー入力と連携

Streamlit上でユーザー入力を受け付けるst.text_input()と組み合わせた使い方です。

Python
name = st.text_input("名前を入力してください")

if name:
    st.write(f"こんにちは、{name}さん!")

このようにすると、入力された名前をもとにテキストが表示される、インタラクティブなアプリになります。

6. 【比較】他のテキスト表示関数との違い

Streamlit には他にもテキスト表示用の関数がありますが、st.write は最も柔軟で使いやすいものです。

関数名対応内容特徴
st.textプレーンテキスト書式なしで表示したいときに使う
st.markdownMarkdown形式Markdownを明示的に使いたいとき
st.write文字列、数値、リスト、DataFrameなど初心者におすすめ、なんでも使える

迷ったらまずは st.write を使ってみるのがベスト です。

7. まとめ

  • st.write は Streamlit の中でも非常に重要で便利な関数です。
  • 文字列や数値だけでなく、Markdown、リスト、DataFrame なども簡単に表示できます。
  • st.write を活用すれば、見た目にもわかりやすく、動的な Web アプリを簡単に作れます。

初心者の方はまず st.write を使いこなすことから始め、慣れてきたら他の表示関数も使ってみましょう!

🔗 参考リンク

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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