adiftoolsはPython向けのADIF関連ユーティリティパッケージです。ADIFファイルを読み込み、QSOデータをPandasのDataFrame形式データに変換します。随時バージョンアップしています。最新版のバージョンは下のreleaseの番号をご確認ください。
最新情報はGitHubのadiftools-devのリポジトリを参照ください。
公開情報
v0.1.8, v0.1.9
2025年8月にv0.1.8, v0.1.9をリリースしました。このリリースでは毎月のQSOをグラフ表示させる際にバンドごとに色分けする機能を新たに追加しました。各リリースのページもしくはGitHubのリポジトリをご覧ください。
ADIFParser.plot_monthly_band(file_path)v0.1.9の機能を簡単に確認できるWEBアプリをStreamlit Community Cloudで公開しています。こちらもご利用ください。
v0.1.7
2025年6月にv0.1.7をリリースしました。ADIF処理に時間がかかっていたのですが、処理を改善しました。5000件程度なら一瞬で読み込み、グラフ表示できるレベルに改善されました。v0.1.6以前のバージョンを使っている場合はアップデートすることをお勧めします。
pip install -U adiftools2025年1月5日(日)にPyPIからpip installできるようになりました。すでにテスト版をインストールしている方はpip install -U adiftoolsで最新版を入れて下さい。
Piwheelsにも掲載されるようになりました。
piwheels は、ソースコード配布物パッケージを PyPI から取得して Raspberry Pi 計算機へのインストールに最適化されたバイナリ wheel ファイルにコンパイルするような Web サイトであり、それを支えるソフトウェアです。 Raspberry Pi OS では、 pip が PyPI に加えて piwheel.org を追加のインデックスとして使うように予め設定されています。
プロジェクト概要 - Python Packaging User Guide
PyPIからpip installできるように鋭意準備中です。TestPyPIでテスト中(version 0.0.4)のため、お試しされたい方はこちらのページをを参照ください。
adiftoolsの機能
adiftools.ADIFParser.read_adi(fname)- adifファイルを読み込み、QSOデータをPandasのDataFrame形式で返す
adiftools.ADIFParser.plot_monthly(fname)- ADIFデータを読み込んだDataFrameから月毎のQSO数のグラフを生成する(下図)
adiftools.ADIFParser.plot_band_percentage(fname)- ADIFデータを読み込んだDataFrameから、全期間でのQSOバンドの割合を示す円グラフを生成する(下図)
順次機能を追加していきます。
その他の情報
GitHub Actionsで機能テストとコーディングスタイルチェックを自動実行させています。詳細についてはこちらのリポジトリをご覧ください。
PyPIへのアップロードは新しいバージョンをリリースするとGitHubのActionsを通して自動的に行われるようになっています。PyPIのTrusted Publisher Managementを利用しています。
GitHubのActionスクリプトはこちらを参照して下さい。
PR: 参考書籍
GitHubのActionsを設定していくにあたって参考にした書籍です。GitHub CI/CD実践ガイド――持続可能なソフトウェア開発を支えるGitHub Actionsの設計と運用、野村著。

