【Streamlit】開発環境を構築しよう!

Streamlit
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こんにちは、JS2IIUです。
今回はStreamlitの始め方として、開発環境の構築について説明していきます。始めて触る方でもすぐに開発できる様になります。今回もよろしくお願いします。

1. はじめに

Streamlit(ストリームリット) は、Pythonで簡単にWebアプリケーションを作成できるフレームワークです。データ分析や機械学習の結果を素早く可視化・共有したいときに非常に便利で、特別なフロントエンドの知識がなくても、Pythonのコードだけで魅力的なUIを構築できます。

この記事では、Streamlitの開発を始めるために必要な環境構築の手順を、ステップバイステップで丁寧に紹介します。

2. Python環境の準備

Pythonのインストールについては詳しい記事がたくさんあるので参照してみてください。

✅ Step 1: Pythonがインストールされているか確認

まず、お使いのPCにPythonがインストールされているか確認しましょう。

◆ Windows / macOS / Linux 共通

ターミナル(またはコマンドプロンプト)を開いて、以下のコマンドを入力してください。

Bash
python --version

または、環境によっては以下のコマンドで確認する場合もあります。

Bash
python3 --version

▶ 出力例

Plaintext
Python 3.11.9

このようにバージョン番号が表示されれば、Pythonはすでにインストールされています。もし「コマンドが見つかりません」などのエラーが表示された場合は、次の手順でPythonをインストールしてください。

✅ Step 2: Pythonをインストール(未インストールの場合)

◆ 公式サイトからインストール

以下のリンクから、Pythonのインストーラをダウンロードしてください。
👉 https://www.python.org/downloads/

◆ インストール時のポイント(Windows)

ここだけ注意するようにしてください。

  • 「Add Python to PATH(環境変数に追加)」に必ずチェックを入れてください
  • その後、「Install Now」をクリックしてインストールを進めましょう。

◆ インストール後の確認

再度、以下のコマンドでインストールされたバージョンを確認します。

Bash
python --version

✅ Step 3: pip(パッケージ管理ツール)の確認

pipは、Pythonのライブラリ(今回で言えばStreamlit)をインストールするために使います。以下のコマンドでインストールされているか確認しましょう。

Bash
pip --version

または、環境によっては以下のコマンドを使うこともあります。

Bash
pip3 --version

3. 仮想環境を作成しよう(任意だけどおすすめ)

仮想環境とは、特定のプロジェクトごとにPythonの実行環境を分ける仕組みです。ライブラリのバージョン管理が楽になり、他のプロジェクトと干渉しません。Streamlitプロジェクト専用の仮想環境を作るのがベストプラクティスです。

こちらの記事も参考になります。

✅ Step 1: プロジェクトフォルダを作成

Bash
mkdir streamlit_app
cd streamlit_app

✅ Step 2: 仮想環境の作成

Bash
python -m venv venv

このコマンドにより、venvという名前の仮想環境が作成されます。

✅ Step 3: 仮想環境を有効化

◆ Windows の場合

Bash
venv\Scripts\activate

◆ macOS / Linux の場合

Bash
source venv/bin/activate

仮想環境が有効化されると、プロンプトの前に (venv) と表示されます。

✅ Step 4: 仮想環境を無効化したいとき

作業が終わったら以下のコマンドで仮想環境を終了できます。

Bash
deactivate

4. Streamlitのインストール手順

いよいよStreamlitをインストールします。

✅ Step 1: pipでStreamlitをインストール

仮想環境を有効にした状態で、以下のコマンドを実行します。仮想環境を有効にし忘れることがよくあるので注意が必要です。

Bash
pip install streamlit

しばらくすると、Streamlit本体と関連パッケージがインストールされます。

✅ Step 2: インストールの確認

Streamlitのインストールが完了したら、以下のコマンドで正しく動作するか確認しましょう。

Bash
streamlit hello

このコマンドを実行すると、ブラウザが開き、Streamlitのデモアプリが表示されます。無事に起動すれば、インストールは成功です!

5. 開発に便利なツール紹介(簡易)

Streamlitアプリの開発をより快適に行うために、以下のツールを導入することをおすすめします。

✅ Visual Studio Code(VS Code)

✅ Python拡張機能(VS Code)

VS Codeを使う場合、「Python」拡張機能をインストールすると、補完機能やデバッグ機能が強化されます。

✅ requirements.txtの活用

複数人で開発する場合や、環境を再現したいときは、以下のコマンドで必要なライブラリの一覧をファイルに保存しましょう。

Bash
pip freeze > requirements.txt

再現したい別の環境では以下のコマンドで一括インストール可能です。

Bash
pip install -r requirements.txt

6. よくあるエラーと対処法

開発中に起こりやすいエラーとその対応方法をいくつか紹介しておきます。

❌ streamlit: command not found

✅ 対処方法:

  • 仮想環境が有効になっているか確認する。
  • PATHが通っていない可能性があるので、再起動や再インストールを試す。

❌ モジュールが見つからない(ModuleNotFoundError)

✅ 対処方法:

Bash
pip install streamlit

が正しく完了していない可能性があります。もう一度インストールを試みてください。

まとめ

この記事では、Pythonとpipを使ったStreamlitの開発環境構築手順を、仮想環境の作成を含めて紹介しました。

次は実際にアプリを作ってみましょう!Streamlitは「速く」「シンプルに」「楽しく」開発ができるフレームワークです。まずは試しに、streamlit run app.py で動かせるサンプルを作ってみてください!

最後に書籍のPRです。
24年9月に出版された「ハイパーモダンPython-信頼性の高いワークフローを構築するモダンテクニック」、Claudio Jolowicz著、嶋田、鈴木訳。開発環境の構築、プロジェクトの管理、テストに関して実践的な内容でとても参考になる一冊です。Poetryについても詳しく説明されています。ぜひ手に取ってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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